モリエンのDIY・ペイント情報コラム — 屋根

タスペーサー使い方!徹底解説いたします!

投稿者 : ペンキ屋モリエン on

 【タスペーサー使い方!徹底解説いたします!】 ペンキ屋モリエンです! タスペーサーをご存知でしょうか。ズバリ、これがタスペーサーです。 タスペーサーの商品ページはこちらです♪ タスペーサー01黒500個入り(50平米分) タスペーサー02黒500個入り(50平米分) タスペーサー02黒100個入り(10平米分)   タスペーサーとは、屋根塗装の際に使用する、 「屋根と屋根の間に隙間を作る」道具(部材)のことです。 タスペーサーは、スレート屋根を塗装するときによく使用されます! スレート屋根を初めて塗装する方や屋根材と屋根材の隙間が極端にない屋根に向いています。 では、どんな状態の時にタスペーサーは必要でしょうか(^o^)?   スレート屋根には元々、通気と水分を排出するための隙間が設けられています。   しかし、塗替えなどのタイミングで、屋根塗装をしたときに、塗料で隙間が塞がれてしまうことが多いんです!   塗料で隙間が塞がれると、雨が降って屋根材の下に雨水が侵入した場合、雨水の出口となる隙間が無くなってしまい、雨漏りの原因になってしまうのです!   屋根材と屋根材に隙間ができることで、雨水の通り道が作られることで、雨漏りのリスクを減らすことが出来ます。  この時に登場するのが、『タスペーサー』なんです!!   タスペーサーの使用方法   タスペーサーの使い方を簡単にご説明します。   ①高圧洗浄 屋根の状態をよく観察し、丁寧に高圧洗浄を施す。 ②下塗り 高圧洗浄し、乾燥後、シーラー・プライマー等の下塗りを施す。 ③タスペーサーを挿入する タスペーサーはシーラー・プライマー等の下塗り後に、 屋根材(約910mm)幅に対して、左右15㎝位の所に挿入してください。 ※㎡あたり約10個使用します。       ④中塗り~上塗り   ⑤塗装完了  タスペーサーを抜き取らずにそのまま完了です!  適切に縁が切れ水分(雨水)が溜まりにくくなります。   タスペーサーの種類    続いては、タスペーサーの種類について説明します! タスペーサーには、01と02の2種類あります。 塗料の種類によって使い分けます! タスペーサー01・・・強溶剤型の塗料 タスペーサー02・・・水性・弱溶剤型の塗料 ※以前は03もありましたが、今は廃盤となっております!   タスペーサーが無いとこうなる! 実際の塗装現場で、タスペーサーが設置されていない為に、 雨水が溜まってしまった現場の動画をご紹介します。         前回の塗装工事の際に、タスペーサーを入れてない為、 小口が塗料で塞がってしまい、雨水が溜まっている様子がお分かりいただけましたでしょうか? 自宅の屋根がこんなことになっているなんて、とっても悲しいですよね…。 普段、屋根の上は見えない箇所だからこそ、丁寧な塗装工事をお願いしたいですよね!     タスペーサーは、屋根塗装後に雨漏りが発生しないようにするために 大切な「縁切り」をする為の部材ということがお分かりいただけましたでしょうか? ※ 「縁切り」とは、塗料乾燥後に塞がった隙間の塗膜を切って、水の通り道を確保する工程のこと。   ある業者では、タスペーサーを省かれてしまったり、正しい施工方法で取り付けてもらえないなんてこともあるとか・・・ スレート屋根塗装をお考えの際は、このタスペーサーを理解して、 安心できる塗装工事をお願いしていきましょう!    タスペーサーのご購入は下記よりお進みください♪ タスペーサー01黒500個入り(50平米分) タスペーサー02黒500個入り(50平米分) タスペーサー02黒100個入り(10平米分)   創業100年のペイントディーラー ペンキ屋モリエン TEL:078-511-5163 FAX:078-891-8818 メール:shop@morien.com   インスタグラムもやっています♪ https://www.instagram.com/penkiyamorien_official/  

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屋根材の見分け方と、塗装のポイント集

投稿者 : ペンキ屋モリエン on

屋根は建物の中で、一番ダメージを受けやすい場所。 外壁よりも多くの紫外線や降雨にさらされています。 屋根材にはさまざまな種類があるので、最適な塗料を選んで塗り替えを行いましょう。 1、化粧スレート、セメント瓦 化粧スレート(新生屋根材)とは セメントを高温高圧下で養生・成型した板状の合成スレートに、着色したものを「化粧スレート」といいます。 薄い住宅用屋根葺き材の一つで、耐候性(風雨や日光などに耐える力)も強く、軽くて、耐震性面でも有利、断熱にも優れています。 施工性がよく工期が短い事や費用面での負担が軽い為、屋根材として広く普及しています。 製造メーカーによってカラーベスト・コロニアルなど様々な名称で呼ばれています。   セメント瓦(モルタル瓦)とは セメントと砂と水を混ぜてつくったモルタルを型に入れて成形したものが「セメント瓦」です。 メーカーによって多数の形状がありますが、表面の塗膜劣化が進行すると、セメントの劣化も早まり、一般的には10年に1度はメンテナンスが必要と言われています。 モニエル瓦とよく似ていますが、小口が平らなのがセメント瓦の特徴です。 【セメント瓦、スレート瓦にオススメの塗料】 (下塗り)水系パワーシーラー2 ファインパーフェクトシーラー (上塗り)水系ナノシリコン ファインパーフェクトベスト   2、モニエル瓦    モニエル瓦とは、ヨーロッパ発祥のセメント瓦の一種で、「洋瓦」「スラリー瓦」とも呼ばれます。 これらを総称して「乾式コンクリート瓦」と言いますが、私たちはモニエル瓦という言葉を使い慣れているため、以下はモニエル瓦とご紹介いたしますね(^^) セメントと川砂を混ぜ合わせて作られる瓦のことす。 セメント瓦と似ていますが、見分け方はとっても簡単! ♪セメント瓦とモニエル瓦の見分け方講座♪ 瓦の小口がでこぼこしているのがモニエル瓦、小口が平らなのが、セメント瓦です。 主な内容成分がセメントであるため、塗装しなければ瓦自体に防水性能はありません。 そのため、セメント瓦に着色スラリー(セメントの着色剤)を塗り、さらにその上にクリアーな塗装がされたものモニエル瓦と呼びます。 表面のクリアー塗装が経年により劣化してくると「スラリー層」が現れてきます。 この層にコケ等が付着しやすく、外観が損なわれる原因になるのです!! 塗装するにあたっても、この「スラリー層」が少し厄介! スラリー層は塗料の密着が悪いので、塗装の際はできる限り除去する必要があります。もし、スラリー層が残った状態で上から塗装してしまうと劣化したスラリー層と一緒に塗装が剥がれてしまう可能性があります。 と、長々とお話しましたが、モニエル瓦を塗装するときのポイントは2つ! 1、「スラリー層」をできるだけ除去する 高圧洗浄しながらマジクロンやデッキブラシを用いて脆弱な着色スラリー層を除去します。   2、残った「スラリー層」を強くするプライマーを必ず塗装すること! プライマーは流れるくらいたっぷりと塗布してください。   【モニエル瓦にオススメの塗料】 (下塗り)スラリー強化プライマー ニッペファイパーフェクトベスト強化シーラー (上塗り)水系カスタムシリコン ファインパーフェクトベスト   3、アスファルトシングル瓦   アスファルトシングルとは無機系の基材にアスファルトを塗った板状の屋根材で、「シングル」とも呼ばれています。 アスファルトシングルは、軽量で加工しやすく、曲面など複雑な屋根形状に適応できるなどの特徴を持っています。 瓦の約5分の1の重さで耐震性に優れ、高い防水性、耐久性を発揮します。 デメリットは耐火性に劣る点です。アスファルトは普通、燃焼しやすいため、防火・準防火地域では使用できません。 アスファルトシングル塗装時には2つの注意点があります。     1、油性(溶剤)塗料は使わない 油性塗料を塗装すると、素材が溶けてしまいます。 ベタベタになってしまったり取り返しのつかないことになりますので、絶対に避けてください! 2、必ず艶消塗料を使用する ツヤのある塗料を塗装するとムラが出やすくなるため、必ず水性の艶消し塗料を使ってください。 【アスファルトシングルにオススメの塗料】 (下塗り)水系アスファルトシングル用下塗 水性シリコンベストサフェーサー (上塗り)水系ナノシリコン ツヤ消し 水性シリコンベスト2つや消し   4、金属屋根 金属屋根にはトタン・ガルバニウム鋼板・ステンレス鋼板・塩ビ鋼板・鋼板などの様々な素材があります。 各素材に適した下塗り塗料が必要なだけでなく、塗装自体が不可能な場合もあります。 塗装の際は事前にご相談いただくことをおすすめしております。 また、すでに発生してしまっている錆は事前にしっかり取り除くことがきれいに仕上がるコツです。   【金属屋根にオススメの塗料】 特急簡単仕様↓ (下塗りいらず!)高耐久シリコントタン屋根用 ★当店おすすめ品です! プロ仕様↓ (下塗り)エポックマイルド#2000 RMプライマー (上塗り)ルーフマイルドU NADポリマSi  5、日本瓦(釉薬瓦・いぶし瓦・陶器瓦) 粘土を使った焼きものの屋根材で、表面に釉薬が塗られている釉薬瓦・陶器瓦と、塗られていない無釉瓦(いぶし瓦)とに大別することができます。 粘土瓦は粘土をベースに焼いた瓦で、他の屋根材に比べて重量が重くなり、耐震性能を考慮する必要があります。 また、表面は強く、色味に関しては半永久的にメンテナンスがいりません。年月とともに味わい深さが出てきます。 素材の判断が難しい為、素材が不明確な状態では、非常に難しい素材のため、当店としては基本的にプロの職人様以外の塗装はおすすめしておりません。      様々な種類がある日本瓦ですが、素材の特徴は大~きく分けると2種類 1、釉薬瓦・陶器瓦・素焼き瓦   【釉薬瓦・陶器瓦・素焼き瓦にオススメの塗料】 トウキマイルド 2、日本瓦・いぶし瓦 【日本瓦・いぶし瓦にオススメの塗料】 新いぶしコート   以上、屋根を塗装する際のポイント集でした(^^)/ 最後に、屋根を塗装する際はくれぐれも足を滑らせないようご注意ください。 ホームセンター等に「安全帯」と呼ばれる命綱のようなものも販売されているので、 使用されることをお勧めします!   創業100年のペイントディーラー ペンキ屋モリエン TEL:078-511-5163 FAX:078-891-8818 メール:shop@morien.com   インスタグラムもやっています♪...

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猛暑対策!遮熱塗料!

投稿者 : ペンキ屋モリエン on

もうすぐ夏がやってきますね・・・毎日毎日エアコンをつけたいところですが電気代も恐ろしく、環境にもよくないですよね。 そこで私たちがおすすめするのが屋根用遮熱塗料です! 夏場は直射日光が建物に降り注ぐことにより、表面温度が上がり、建物内の温度が高まってしまいます。ですが屋根に遮熱塗料を塗ることでその屋根の表面温度を低減することができます!これにより、建物内の温度上昇を抑制し、冷房費の削減につながり節電効果が見込まれます。 1・地球温暖化ヒートアイランド対策→太陽光の反射による温度上昇抑制とCO2排出量削減によって環境負荷低減に貢献 2.屋根の温度を下げる→太陽熱を反射させることで夏の暑い日でも屋根の温度上昇をおさえ、快適な環境づくりに貢献 3.CO2削減→使用する電力量をおさえることができるため、発電時に発生するCO2の削減に貢献 4.省エネルギー→エアコンの温度設定を緩和できるため省エネや電気代の節約につながる 遮熱性能の高さは、日射反射率であらわすことができます。日射反射率には色の明るさが大きく影響し、明るい色ほど日射反射率が高くなる傾向があります。つまり「濃い色の遮熱塗料」よりも「明るい、淡い色の遮熱塗料」の方がより高い遮熱効果が期待できます。 各メーカーの色見本には各色の日射反射率を掲載している場合が多いので、そちらを参考に日射反射率の高い色を選ぶことをおすすめします。 遮熱塗料で塗り替えても温度は常に一定に下がるわけではありません。太陽の角度や風の強さ、屋根の素材や色、様々な要素が室内の温度に影響を与えているためです。より効果を高めるには日射反射率の高い色を選ぶようにして下さい。   遮熱塗料は太陽の光エネルギーを鏡のように反射することで熱を発生しにくくしますが、断熱材は布団のような分厚さで、熱を伝わりにくくします。メリットの違いとしては断熱材には保温効果もありますが遮熱塗料にはなく、遮熱塗料はヒートアイランド対策(表面温度の上昇を抑制する効果)になりますが、断熱材はなりません。     遮熱塗料は温度の違いによりその働きが変わります。夏の強い日差しは反射しますが、冬の弱い日差しは反射せず、熱を通してくれるので遮熱塗料に塗り替えることで、冬の室内温度が下がってしまうことはありません。   塗装した屋根の真下の部屋で感じ取ることができます。体感温度の感じ方には個人差がありますが、天井の表面温度が下がることで、実際の室温低下以上に感じられる場合もあります。しかし、屋根の表面温度が下がったとした場合でも実際に室内温度が何度下がるのか、どのくらい効果を感じるかはその家が持つ断熱性能によってかなり違いが出ます。    いかがでしたか?? 今回は遮熱塗料についてご紹介いたしましたが、 わたしたちペンキ屋モリエンでは日本全国の屋根・壁等の塗装工事も承っております!! お家の塗りかえについてのご相談も、ウェルカムです\(^o^)/ 下記のお電話・メールからお気軽におたずねくださいませ♪     【当店おすすめの遮熱塗料はこちら】 快適サーモSi 弱溶剤系シリコン 快適サーモF 弱溶剤系フッ素 快適サーモBio  弱溶剤系バイオマスシリコン 快適サーモWSi  水系シリコン 快適サーモWF  水系フッ素   創業100年のペイントディーラー ペンキ屋モリエンTEL:078-511-5163FAX:078-891-8818メール:shop@morien.com インスタグラムもやっています♪https://www.instagram.com/penkiyamorien_official/

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